12月5日金曜日 決算特別委員会の総仕上げの「市長総括質疑」が
京都市役所の2階の京都市会第2会議室で行なわれました。
「市長総括質疑」とは、門川市長に対して総括的な議論をすることを言います。
私も午後3時過ぎから質問に立ちました。20分間いろいろと市長と議論いたしました。
議題は5つ。
1つ目は、有料ごみ袋の財源を「環境協力基金」のような別枠の財布を作ること。
そして1年間で使い切るということではなく、積み立て必要ならば取り崩すという仕組みにすること。
また使い道については、「環境改善」「ごみの減量」「まちの美化促進」に限定して
使用すること。
こういったルール作りを求めました。
2つ目は、ごみ減量を目的とした「ごみ減量広域連合」的な組織作りを
京都府全体で作れないかということ。特に互いに先進的な取組みなど
情報交換や技術交換する、また余力のあるリサイクルセンターを
互いに使うなど。また環境教育についても連携すべきであると提言しました。
3つ目は、京都市の広報、特にラジオ広報についてです。
なかなか実が見えにくい広報です。ラジオに関してはなかなか効果のほども見えにくいのが実情です。そういった中、今後単に市政情報を流すと言うことではなく
市長が直近の話題で市民に語りかけるなど、もっともっと工夫すべきでは
ないかとお話しました。
4つ目は、伝統産業に携わる若手作家の方や職人の方にもっと作品発表の
機会を提供すべきではないかと言う話です。
京都市のイベントの際には、場所だけでも提供して、準備・運営・片付けは、
先方でしてもらうという形式を執ったらどうかということです。
5つ目は、京都市役所本庁舎を利用しての緑化推進活動の提言です。
本庁舎を、緑化の見本として市民の方に改めて訴えていくと言うことです。
なかなかヒートアイランド対策のひとつとしての緑化は進みません。
見本の形を、市役所が提示することで少しでも多くの市民の方に
取り入れてもらったらと思っております。
同時に本庁舎もヒートアイランド現象でものすごい暑さになります。
執務環境も良くありません。少しでもエアコン節約にもつながればと
思っております。
以上5つの質問を致しました。
来年度から964億円の財源不足の対策について話をしようと
思っておりましたが、私よりも前に質問に立った
数人の委員から何度も議論がありましたので、その話は外しました。
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