過日の月曜日に今年度初めての私の所属する常任委員会が行なわれました。
報告事項や議論百出で朝10時から夜6時までの長丁場となりましたが、
私には、経済総務委員会の担当する分野を勉強するいい機会ともなりました。
この経済総務委員会の担当部局は以下の通りです。
会計室:主に市役所が民間業者にお願いした仕事に対しての支払いなどを担当する
選挙管理委員会事務局:文字通り各種選挙の準備やその為の段取りを担当する
人事委員会事務局:主に市役所で採用する人員に対しての選考作業などを担当する
行財政局:市役所で働く人たちの職場環境の改善や市役所の仕組みを維持する
:京都市の財政の管理
総合企画局:京都市の事業で他局とまたがるものの調整、また広報宣伝活動など
産業観光局:中小企業支援、起業への手助け、伝統産業振興、
商店街活性化支援、観光振興、農林業活性化支援など
この委員会で担当する内容は、なかなか盛り沢山です。
過日の第1回委員会では、担当責任者の紹介や事業内容の詳細報告、
新規の取組の概要報告などが中心となりました。
その報告の中で、私が主に着目したのは、「創造的な中身を中心とする産業
(コンテンツ産業)の振興」というものです。
私が議論したのは、産業の振興と同じぐらい大事なのは、言葉の壁を如何に
乗り越えるために手伝えるか、ということではないかということ。
言葉の壁、つまりは世界語にもなりつつある英語を話す人たちへ理解してもらう為の
橋渡しをどう作っていけるかと言うことではないかということ。
コンテンツ産業とは、具体的に映画、漫画、アニメーション、ゲームといったものになります。
この取組は、こういったものと、今まで頑張っている伝統文化産業や
ソフトウェア産業などとの融合を如何に図っていくのかという取組です。
非常に京都らしい取組であり、ぜひともこれからもぐんぐん伸びていって欲しいと思います。
その中で、現在こういったコンテンツ産業にとっての売上拡大への壁は、
言語の壁である、と中心で頑張っている方々から聞く機会が多いのです。
どんな感動的な映画でも、話されている言葉が判らないのでは、
その素晴らしさを理解してくださる方は増えません。
どんな面白いアニメーションでも日本語が判らない方では、
ファンになってはもらえません。
世界市場を目指すためにも、まずは英語と言う壁の乗り越えにも
同時に着手すべきだと考えているところです。