『朝食を取りながら、この1か月に自分が読んだ本を紹介しあ
い、お話しませんか!』
本を月1冊以上読みたいと思いながら、なかなか読めていない
のが現実ですよね。
この会を通して、月1冊 自分の好きな本を読んで紹介しあう
ことで自分の読書量を増やしてみませんか。
「桃李成蹊」読書量を増やし、自分を磨くことで人生に周囲を
惹きつける蹊(こみち)を成すことを目指してこの名前を付けま
した。
どなたでも大歓迎。当日突然参加も大丈夫。
ぜひのぞいてください!
(下の写真は8月度の読書會で読了紹介された本です)
私が読了紹介した本はこの本「魔将軍」。
あまり注目を集めない室町幕府中期。
有名なのは、足利義満と義政ぐらいですが、
その間に将軍になった足利義教(よしのり)。
彼の将軍就任までの過程、そしてその後の幕府建て直しの
思いと取組みが小説として描かれています。
暴君と評される傾向が強い義教。しかし実のところは
はっきりしません。いわゆる旧体制、抵抗勢力が
彼の死後に作り上げたデマであるところも多分にあります。
この小説を読む中で、義教の立て直しへの強い決意と
具体的な取組みが非常に心を打ちます。
室町幕府再興も実はあったのかもという思いにもたどり着きます。
機会ありましたらぜひ一度読んでみて下さい。