現在、京都市会では来年度の予算審議の真っ只中。
昨日は連日行われていた局別質疑の最終日で教育委員会と議論。
私から教育委員会に対して、
現在教育委員会が事業として、市内の学校の体育館の改築改修に併せて
防災的な備えを充実させるべく取り組んでいます。
京都市で設計等計画して進めるのではなく、
いざというときに避難所運営の担い手の中心となる地元の自主防災会や消防団の皆さんに
使い勝手という点で話し合い、それらを改築改修に具体的に反映させるべきであると
昨年の予算委員会で提言した内容の実施状況をまず確認。
今回は東日本大震災等へ消防局などから現地に救助支援に行かれた方々から、
現地での避難所を見られて取り入れるべき点や改善点などを
まだ覚えていらっしゃるうちに聞き取ってまとめ、今後の避難所設営や運営等に
活用していく材料づくりを教育委員会と消防局が連携して行っていくことなどについて提言しました。
教育委員会から、ぜひ早速に取り組ませてもらう旨答弁があり、
今後の展開を見守っていきたいと思っています。
例えば避難された方の唯一の連絡手段である携帯電話やスマートフォン、
これらを充電するためにコンセントの取り合いになってしまっていたことがありました。
確かに体育館という視点ではコンセントの数など必要最低限でいいかもしれません。
しかし避難所として利用するという点では上記の理由で、
コンセントの数を大幅に増やして設置しておくべきだと思います。
折角、改築改修するのであればそういった点を積極的に取り入れて
反映していくことで長期にわたる避難所生活の支障も減らすことが出来るでしょう。
そして政策の融合として取り組む必要性を提言してきた「人生100年時代」
楽しく健康に毎日を送ることが出来る京都市を作っていくために、
図書館や学ぶ機会づくり等担当する教育委員会がどう連携して市民生活の道を広げていくのか。
そして「学校歴史博物館」の活用についても議論しました。