京都市が担当する施設の一つに「京都市産業技術研究所」というものがあります。
京都で育まれてきた昔から今に至る様々な技術を融合させて
新たな技や新商品に繋がる契機を産みだしたり、
昔からの技術を続けていくために見直したり
そのために色々な分野での知恵を借りてきて研究するなどを行っている施設です。
その研究所の中の取組みに「伝統産業技術後継者育成研修」があります。
後継者の育成を図るために、専門的な基礎知識と技術について教育・指導をされています。
その中の、「陶磁器コース」の皆さんによる修了作品展に過日伺いました。
若手の皆さんの作品展と言うことで、新たな可能性を感じさせられる場でした。
特に今年度はコロナ禍の影響で長い間休止を求められ、
限られた時間の中で精一杯制作に取り組まれたとのこと。
それもあってか、毎年伺っていますが、
短い時間に注入された思いを強烈に感じ圧倒されました。
これからの陶磁器の魅力を大きく引っ張り出すことが出来る力強い流れを拝見出来ました。
研修生の方が詳しく説明もして下さり、非常に充実した時間を頂きました。
ありがとうございました!