先日、地球のあちこちを空から見下ろした映像ばかりを見せていた番組と出会った。
砂漠の大地、一年に3回程度しか雨の降らない地域が映されていた。
からっからの大地と砂ぼこり。その中で、地下に残ったわずかな水を吸い上げて
砂漠の真ん中に小麦畑をいくつも持っている映像を見た。
この吸い上げた水、何百年もかけて大地が蓄えた水だそうな。
従ってこの水を作物のために使ってしまったら、水がなくなり、そしてなくなった水は永久に補充されることはないと言うことだ。
最後の水を、人間の勝手な考えで小麦畑に使っている。
考えてみれば、多分この地帯も何百年前には、草が生えていたのだろう。
それが、木々が減り緑がなくなり、今では砂漠地帯と化してしまったと思う。
地球の確実な環境悪化というものを、この映像を見せ付けられて痛感した。
この映像を見た翌日は、1日雨降りであった。
何と日本は恵まれていることか。
普段は、雨降りはうっとおしいと感じるのだが。
今度ばかりは、あらためてこの雨のありがたさと言うものを
感じたのであった。
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