先日、機会があって横濱に立ち寄ったそのときにいろいろと感じたこと、発見したことがありましたので写真付きで紹介させていただきます。
これは、横浜の新しい中心部みなとみらいという場所です。
「みなとみらい」駅の地下から上ってくると広がる広大な空き地です。
奥にビルが建っていますが、その手前は全部空き地です。
空き地と言っても、市有地か民有地だと思いますが。
これだけの広い敷地に、もちろんビルを建てて稼がなければ
何の土地であろうかと言われそうですが。
私が、思ったのはこれをとても大きな公園と言うか「市民の森」として
使っていったらどうかなぁと思ったのです。
地域政府の土地の使い方というのは、空き地があったら何か立てなければという概念がありすぎるということです。
「ヒートアイランド現象」や「地球温暖化」が叫ばれる中、
こういった広大な土地を、公園と言った「ちゃちな」ものではなく
ものすごい背の高い大きな木々が何本も生い茂る「市民の森」
なんかだったらどんなに「ほっこり」するだろうかと思うのです。
何でもアメリカがいいとはいいませんが、ニューヨークのセントラルパークなんかは
マンハッタン島の開発が始まったときに、このままでは自然が無くなるという危機感を持ち中心部を広大な森として残したと聞いています。
そんな森なんかにしても、いくらにもならない、勿体ないという言葉が出てきそうな中で、すごいなぁと思わされます。
そしていまは、そのセントラルパークは、多くの住民の方の憩いの場となっています。
このみなとみらいの広大な空き地も、JR梅田駅の再開発事業の広大な空き地も
多分、こういったセントラルパーク的な発想というものは出てこないんでしょうね。
多分全て建物が林立して終わりと言うことになると思います。
私には、それこそ勿体ないと思うのです。
その森が作り出す安らぎが、多くの住民や仕事にやって来る人、観光客に
息抜きをさせてくれる。
欠かすことの出来ない一呼吸を提供してくれるオアシスになると思うのですが。